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名古屋市昭和区にお住まいのお客さまへ

• 昭和区で解体工事をするなら、地名を元に地盤の状況をイメージしましょう
  今回は名古屋市の中北部に位置する昭和区の地域的な特性から、その場所で解体工事をする際に知っていると良い知識を案内していきたいと思います。

• １：名古屋市昭和区の概要や地形について
  昭和区は、名古屋市のほぼ真ん中にあたる中北部に位置しています。

  都心近くにありながら、興正寺公園や鶴舞公園などの自然環境もたくさんある地域です。
  また区内のほとんどが住宅地で、中央部から東部にかけては住宅街がつづき、随所に商店街もあってとても住みやすい街が続いています。
  西部は近年、再開発が進みタワーマンションや商業施設の建設などで街全体が活気付いています。

  昭和区の地形は隣の瑞穂区とよく似ています。
  東部の一部が丘陵地となっているものの全体的には御器所（ごきそ）台地と呼ばれる平坦な地形が広がっています。

  ２：昭和区の地盤状況と解体工事に際して気をつけること
  中部屈指の文教地区として知られている昭和区は、中央部から東部の台地において都市化が集中して進んだ地域です。

  またこの地域の利便性を高めているものに南北に走る地下鉄があります。
  地下鉄鶴舞線や桜通線はとても便利なのですが、度重なる工事をしているということもあり地盤はかなりダメージがあると考えられます。
  また東部には丘陵地があり、宅地化を進めたときに昔からこの辺りに点在していた、ため池などの埋め立てなどにより軟弱な地盤が潜在している可能性もあります。
  地震や大雨などによる土砂崩れなどの可能性も否定できません。

  ３：昭和区での解体工事に役立つ知識
  昭和区に限らず古くから人が多く住んでいる場所の工事をするときは古地図を参考にされることをおすすめします。
  過去その土地に川や池があった場合、埋め立てて現在の姿になっていることを地図から読み解くことができますね。
  また古地図が手に入らない場合は、地名にその由来を残していることがあります。
  例えば昭和区にある杁中（いりなか）は、杁の漢字が川や池と関係が深いと言われています。

  昔は雨水を池に溜めて、そこから田畑に水を流していました。
  その水門の入り口を「いり」と言い、木製であったことから「杁」の漢字を当てはめたと言われています。
  地名からこの辺りに大きなため池があったことが分かりますね。

  ４：おわりに
  今回は名古屋市昭和区の解体工事について地域的な特性から解説してきました。
  今回の記事が昭和区での解体工事を検討されている皆さまのお役に立てばと思います。